看護記録で
「エア入り良好」
って見かけるんですが
呼吸のアセスメントを学んだものとしてはこの記録は
違和感ありまくり!
エア入り良好ってどんな状況?
何もつけていない健常人より
陽圧換気(NPPVや人工呼吸器)のほうが
呼吸音は大きく聞こえる傾向にありますので、
無気肺なければ、
皆、エア入り良好ってことになりますよ!!
聴診器で肺音をきく
これって何をしているの?
換気ができているかを見ているだけ
簡単にいうと
空気の出入りがあるかないかだけ
酸素化能はこれではわかりません
ガス交換がどこまでできてるかもわかりません
呼吸音のアセスメントは
こんなに細かく聞いていない
前面は①→②→⑤→⑥→⑨→⑩
後面は③→④→⑦→⑧あたりで聞いています
異常呼吸音(副雑音や胸膜摩擦音)が聞こえていないどうか
→肺の病態を探る
呼吸音はどこまで聞こえるか
→無気肺はないか
胸の全面だけ聞いたって
あなた、
肺の上葉部しかきいてませんよ?
下葉部のアセスメントは背中で聴取するんです
山内先生の最近の本
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私が勉強した本(昔)
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もちろん、呼吸音をアセスメントするなら、安い聴診器なんて使わないで
先輩看護師や医師の高そうな聴診器で聞いてみてください
違いが丸わかり
私のは廃盤のマスタークラシックⅡ(手ごろでよかったんだけどな)
次にほしいのはこちら
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効率考えて、膜型とベル型が分かれたものは使わない派
いざ、
「できる!看護師!!」
目指しちゃいましょう☆