看ブロ(看護師ライフのブログ)

40超えた看護師の生態

RRS(院内迅速急変対応システム)を学びたい人へ

心停止、呼吸停止の時になる、

 

 

コードブルーとか、

 

ドクターハリーとは違います。

 

 

これらは心停止しているので、ACLS(二次心肺蘇生法)に移行するのが必須です!

 

 

 

 

 

 

RRSとはラピッドレスポンスシステムの略語であり、

 

院内迅速急変対応システムのことで、

 

RRTをラピッドレスポンスチームの略語

 

院内迅速急変対応チームのことをいいます。

 

 

 

違いは、急変を予測して、最悪の状態、心停止を回避するというのが前提

 

 

なぜ、急変予測が必要なのか?

 

 

一度心臓が止まると、不利なんです

 

全身が

 

酸素不足、血流不足となり、

 

 

生命維持の要である、臓器が動かなくなる

 

 

心臓が復活しても、

 

各主要臓器のダメージによっては、回復するまでに時間を要するんです

 

 

だから、心停止する前に

 

早期発見、早期介入しようっていうのがRRSの目的です

 

RRSは、10年以上前からあったシステムなのですが、

 

浸透するまでが難しくて、

 

RRSを日本に浸透させようとした、

 

 

諸先生方の研究結果で、

 

 

RRSの有用性が示されてきたんですね

 

 

この流れから、

 

 

2022年度の診療報酬で急性期充実加算でRRS体制があって、稼働していることが算定要件にはいりました。

 

私は、2015年に、実働部隊ではありませんが、

職場のシステム作りには駆り出されていました。

 

職場は発展途上中なので、苦労しています。

 

職場のコードブルーシステムやRRSについては言いたいこといっぱいあるんですが、

実働部隊ではないので、さすがに他部署のことには口は出せません。

こうあるべきじゃないっていう信念はずっと持ち続けてますけど。

 

RRSを知ったのは、FCCSの受講の時だから、2011年前後でしょうか。

 

実働部隊じゃないですが、

 

所属病棟の急変前の事前察知は、早いと思ってる( ´∀` )

 

認定看護師かつ、ICU経験者なんで

 

 

当たり前だろといわれれば、

 

 

はい、そうですよねって言うしかない💦

 

 

 

www.ihecj.jp

 

この中にRRSハンドブック(日本語版)があります。

 

140ページ台にもなるもので印刷すると相当なことになる。

 

RRS体制をもっている病院は研修が必要であり、その研修がいまのところ3つのみ

 

一つが

www.jsicm.org

 

日本集中治療医学会開催のセミナー

「Rapid Response System 出動スタッフ養成コース(日本集中治療医学会認定ハンズオンセミナー)」を受けること。

 

一つが

ccpat.net

SCCM(米国集中治療医学会)の「FCCS(Fundamental Critical Care Support)」を受講すること

 

一つが

kyodokodo.jp

→「RRSセミナー〜急変時の迅速対応とRRS」のセミナーを受けること。

次の開催は不明?

 

 

RRS関連のセミナー増えてきていますが加算要件となるものは、限られているようです。

 

 

 

私はFCCS受けていますが2011年でしたから、もちろん更新は過ぎました。

 

古い本と受講証はすでにゴミ行きですよ (´;ω;`)

 

FCCS第3版 2018年発売は手に入れました!

 

 

というわけで、一番の近道はFCCSを受けること。

 

ただ、混みあうことは予想されます。

(2022年7時点では混んでいたそうです!)

 

 

コードブルーよりRRSの方がいい理由がもう一つ

 

 

コードブルーは、病院内の医師、看護師、各コメディカルが集まってきて

 

統率がとれないことがしばしば

 

解散した後は、嵐が去っていった後のような状況、

 

色々な物が散乱しています

 

 

 

 

RRSは、厳選されたチームが出動し、対応

 

急変予測をし、集中治療領域への橋渡しが必要かどうかを判断します

 

急変に強いチームが動くので、効率的な動きがみれます

 

 

 

急変の6~8時間前には、

 

予兆があらわれる」と言われています。

 

 

それに気づけるかどうかは、

 

知識をしっているかどうか、です。

 

 

基本は、

 

みて!

 

きいて!

 

さわって!

 

です。

 

インスタグラムでも今後まとめていこうと思います!

 

 

 

 

いざ、

 

「できる!看護師!!」

目指しちゃいましょう☆